サルヴァトーレ・アッカルドを聴く
ヴァイオリンの奏者別ではハイフェッツとアッカルドのCDを多く蒐集しています。今回は、巨匠アッカルドの弾くロッラの二重奏曲集旧CDS252。アレッサンドロ・ロッラ(1757-1841)は、19世紀前半にイタリアで活躍したヴァイオリニスト。18世紀末には既に高い名声を誇っており、若き日のパガニーニが彼に教えを乞いに訪問したのは有名な話。また20年以上スカラ座管弦楽団のコンサートマスターを務め、この劇場の水準アップに貢献しました。作曲家としても数々のヴァイオリン曲を残しており、今日でもわりとよく演奏されます。このCDには、ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲集Op.15を、巨匠サルヴァトーレ・アッカルドという大物が弾いています。ヴィオラは、リミニ生まれのヴァイオリン、ヴィオラ奏者、ルイージ・アルベルト・ビアン...サルヴァトーレ・アッカルドを聴く
2025/04/15 14:57