騙さないと借りられないのか
金融調達が死命を制する 資金繰りが厳しい中小企業は、資金調達に失敗すると破綻する可能性があります。 昭和の時代においては長らく借入を求める企業が多く、融資する銀行が少ない状況が続いたので、銀行優位でした。 ところが、平成の金融緩和と低金利時代に突入してからは、一部の優良な企業に融資のオファーが集中し、調達困難な企業の状況はあまり改善していないように感じます。 銀行は低金利で利ザヤが縮小しているので、貸し倒れリスクに敏感になるのはやむを得ません。 融資は返済を要する 株主からの資本調達とは異なり、借入は返済することが前提です。 銀行ばかりでなく、貸主に対しては「今は資金が必要で返せませんが、将来…